中学受験、坂道いったりきたり         

プロ家庭 教師のページへ


中村君はAからB、DからCの上りは分速48mで歩きます。Bか らA、CからDの下りは分速 72mで歩きます。BとCの間は分速70mで歩きます。
 いま、AからDまで行くのに56分かかり、DからAまで戻るのに1時間2分かかりました。
坂道CDと坂道ABは、どちらが何メートル長いですか。また、BC間のみちのりが、630mのとき、AD間のみちのりを求め なさい。




解説

62分ー56分=6分でABとCDの差のみちのりを、往復するので

   6分÷(1/48ー1/72)=864m      坂 道CDが864m長い。

往復の所要時間118分から、BC間の往復の所要時間18分をひ いて、100分で坂道部分を往 復しているので、坂道部分のみちのりは、
   
    100÷(1/48+1/72)=2880m  となる。 2880+630=3510m  3510m

  一般に、坂道のみちのり=往復時間÷(1/上る速さ+1/下る速さ)  とな る。


算数定理公式集へ