[中学受験算数・三角形の相似]
長方 形の辺ADを折り返してAがBC上に図のように重なりました。三角形DEFの面積を求めなさい。 (日能研公開)
解説
図より、AD−CF=6cmだから、 AD+ CFがわかれば和差算に持ち込める。
AD=FDだから、 AD+CF=FD+CFとな り、FD+CFは、三角形BEFとCDFの相似比18:6=3:1 より(EF+EB) ×3=(AE+EB)×3=18cm×3=54cmすなわちFD+CF=54cmとなる。よって和差算により、AD= (54+6)÷2=30cm、CF=30−6=24cm EB=24cm ÷3=8cmよって、AE=18−8=10cmとなる。三角形DEF=三角形DEA=30×10÷2=150
答え 150
(別解) 私ははじめ上の解法に気が付 かなかっ たため、次のように解きました。
おリ返す前と、折り返した後の図形 が合同な ので、青線部分と緑線部分がぞれぞれ等しくなる。三角形BEFとCDFの相似から、18:6=3:1となり、緑線:青線=3:1がわかる。
BC=+6より、 AD=+6、 AE=(+6)÷3=+2がわかる。
AB=+2=18より=8cmとな る。したがって、三角形DEF=三角形AED =10×30÷2=150
答え 150
考察
よくある問題で一見簡単そうです が、やって みるとなかなか難しいです。