理科の難問ー無水硫酸銅

無水硫酸銅の溶解度は60℃ で40、20℃で20です。
60℃の飽和水溶液497gを20℃に冷却すると、結晶硫酸銅が何g 析出しますか。ただし、結晶硫酸銅250g中には、無水硫酸銅が160gと水和水90gが含まれているものとします。

 
   
 
    

解 説
60℃において、無水硫酸銅は、溶解度に液量の比をかけて40g×497/140=142g含まれてい る。
20℃に冷却して無水硫酸銅の析出量を聞いているのではないので、結晶硫酸銅に含まれる、無水硫酸銅と水の比を求める必要が ある。
250g:160g:90g=:
今20℃において、g の結晶ができたとする。
無水硫酸銅はg 減り、g の結晶硫酸銅は水溶 液には入れないので、無水硫酸銅と飽和水溶液の比より、次式が成り立つ。
(142g−g): (497g−g)=20g:120g
=125g
答え 125g




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