2000年 灘                          プロ家庭教師のページへ

てんびんばかりと、 5g、50g、500gの分銅が1つずつ、1g、10g、100gのおもりが4個ずつある。487gの金属のかたまりをはかりの右側 の皿にのせ、片側または両側の皿にいくつかのおもりをのせて左右をつりあわせる。両側に同じ重さのおもりはのせないものとして、つり 合わせ方は何通りあるか。


 

解説

 つり合う重さの一の位が7のとき、(左の皿、右の皿)の順にのせる分銅を書 いてみると、

(100g×4+50g+10g×3+5g+1g×2、0)=487g

(500g+5g+1g×2、10g×2)=507g

(500g+10g×3+5g+1g×2、50g)=537g

(500g+50g+10g×3+5g+1g×2、100g)=587g   以上4 通りある。

 またこれ以外では、つり合う重さの一の位が2のとき(1g×25g)、つり合う重さの一 の位が 0のとき(01g×3)の2通りが考え られ る。このそれぞれの場合について十の位のつりあいを考えると、十の位はすでに9になっているので、

十の位が4のとき(10g×450g)、十の位が0のと き(010g×1)、十の位が 9(50g+10g×40)の3通りが考えられ る。すな わち、

(500g+10g×4+1g×250g+5g)=542g

(500g+1g×210g×1+5g)=502g

(100g×4+50g+10g×4+1g×25g)=492g

(500g+50g+10g×4+1g×2、100g×1+5g)=592g

(500g+10g×450g+1g×3)=540g

(500g、10g×1+1g×3)=500g

(100g×4+50g+10g×41g×3)=490g

(500g+50g+10g×4、100g×1+1g×3)=590g   以上8 通りある。

 4+8=12通り   答え 12通り


考察と続きは、こちらです。