理科の難問ー斜面を転がって落下する
持ち上げた物体から静かに手を放し、物体から手をはなす時間を0秒として、時間ごとの物体と落ちた距離を調べると、表
のようになった。
手を放してからの時間(秒)
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0
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0.1
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0.2
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0.3
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0.4
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物体の速さ(cm/秒)
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0
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100
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200
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300
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400
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落ちた距離(cm)
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0
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5
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20
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45
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80
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図のように点Aから手をはなした物体が斜面をすべり、点Bから水平方向に空中へ飛び出した後、地面
に落下した。
このとき点Bから空中に飛び出してから0.8秒後に、点Bの真下にある点Cからの距離が32cmの地点に落下した。
物体のBから水平方向に飛び出した速さ(cm/秒)と、BC間の高さ(cm)を求めなさい。
![](kyou169.gif)
解 説
物体の運動を水平方向と垂直方向に分解して考える。
垂直方向は物体を落下させる運動と同じになる。
0.8秒で水平方向に32cm進んでいるので、32cm÷0.8秒=40cm/秒
垂直方向は、自由落下と同じ運動をするので下のグラフのようになり、落下距離は三角形の面積部分になる。
![](kyou169-.gif)
表より、垂直方向では0.8秒で800cm/秒の速さになるので、0.8秒×800cm
/秒÷2=320cm