理科の超難 問ー中 和                     
ある濃さの水酸化ナトリウム水溶液(A液)と塩酸(B液)とがあります。
いま、両方の体積の和が100㎤になるようにしながら混ぜ合わせ、水を蒸発させた後に残る個体の重さをはかりました。
その結果が次の表です。

A液(㎤) 10
30
50
70
90
B液(㎤)
90
70
50
30
10
後に残った個体(g)
0.88
2.64
4.40
5.76
5.92

このとき、残った固体の重さのうち、30%が水酸化ナトリウムによるものでした。
この実験で用いたA液の体積は何㎤ですか。割り切れないときは分数で答えなさい。

 

 
     

解 説
コップ図
上のグラフのちょうちょ相似より、中和点はA液を65㎤加えたとき。
下のグラフは青が水酸化ナトリウム、緑が食塩の固体の重さ。
6×X/35:5.72×(35−X)/35=3:7 となる。
これより、X=17.16×35÷ 59.16
これに65をたして、37050/493㎤となる。


答え 37050/493㎤



中 学受験プロ家庭教師のページへ