2025年灘中学1日目解説      

 

(解説)

1/120×(120+180ー150+140 ー135ー132)=23/120より、
23/120×45/23+2.025=0.375+2.025=2.4

答え 2.4

   容器Aに濃度 %の食塩水が100g、容器 Bに濃度5.4%の食塩水が30g入っています。容器Aから70gの食塩水を容器Bに移してよくかき混ぜたあと、容器Bから50gの 食塩水を容器Aに移してよくかき混ぜたところ、容器Aの食塩水の濃度が8%になりました。

(解説)
はじめのAの濃度を①%とする。

①×0.3+①×0.35+0.81=6.4  より、①=8.6
答 え 8.6 

   あるお店は商品Aを販売しています。商品Aの定価から仕入れ値と経費を差し引いた金額が利益です。以 下では定価、仕入れ値、経費、利益はすべて1個あたりのものを考えます。
2022年の商品Aの定価は1000円で、利益は
円でした。2023年も定価は1000円でしたが、仕入れ値が2022年より2割高く なり、経費は変わらなかったため、利益が2022年の68%になりました。2024年は仕入れ値は2023年と変わ りませんでしたが、経費が2023年より4割高くなったので、利益を2022年と同じにするために商品Aの定価を 220円高くしました。

(解説)
求める利益をR円、仕入れ値をS円、経費をK円とする。
1000ーSーK=R・・・①
1000ーS×1.2ーK=R×0.68・・・②
1220ーS×1.2ーK×1.4=R・・・③
①② より、S=R×1.6、②③より、K=550ーR×0.8 これらを①に当てはめてR=250
答え 250


  2025は9の倍数でも 25の倍数でもあり、4つの位の数のうち1つだけが0です。4桁の整数のうち、9の倍数でも25の 倍数でもあり、4つの位の数のうち1つだけが0であるものは2025を含めて全部で  個あります。

(解説)
① 下2桁が25のとき  2025
② 下2桁が 50のとき  1350,2250,3150,4950,5850,6750,7650,8550,9450
③ 下2桁が75のとき 6075
答え 11


 
 A駅ではB駅行き、C 駅行き、D駅行きの3種類の電車が、それぞれ一定の間隔で発車します。ある日、3種類の最初の電車が同時に発車 し、B駅行きは169本、C駅行きは71本、 D駅行きは41本発車しました。この日3種類の電車が同時に発車 したのは最初と最後を含めて 回で、3種類の電車のうち2種類の電車が同時に発車したのは全部で 回でした。

(解説)
最初の1本を引いて、168と70と40のLCM=840分より、(B,C,D)=(5分、12分、21分)ごとに 発車する。
5と12と21のLCM= 420分なので、840分÷420分+1=3回3種類の電車が発車する。

また3つのベン図の関係から、14+8+10ー2回×3=26回2種類の電車が発車する。

答え 3回、26回 

  右の図は、1×1から9×9の81個の数を表にし たものです。太線の長方形の中に書かれたすべての数の和は315です。この表の太線で囲まれた長方形は 全部で2025個あります。そのうち中に書かれた全ての数の和が315であるものは、太線の長方形を含 めて全部で個あります。ただし正方形は長方形に含まれるとします。




(解説)
太線の和は式で表すと、(7+8)×(6+7+8)=315のように、列の和と行の和の積で求められる。
このような2数の積で場合分けする。
315=3×3×5×7より
① 315=9×35のとき、2+3+4、4+5、9の3通りと 5+6+7+8+9、 2+3+4+5+6+7+8の2通りの積になる。
②315=7×45のとき、3+4、7の2通りと1+2+・・・+9の1通りの積になる。
③315=21×15のとき、1+2+・・・+6、6+7+8の2通りと1+2+・・・+5、4+5+6、 7+8の3通りの積になる。
縦横の区別があるので、 (3×2+2×1+2×3)×2=28通り



答え 28


8個の整数3,4,5,6,7,8,9,0を並べ替えると、A,B,C,D,E,F,G,Hとなりました。
5桁の整数1ABC2をDで割ると割り切れ、商が4桁の整数EFGHとなるとき、整数EFGHは 
 です。




(解説)
Dが4以上のときはEに当てはまる数がないので、D=3、H=4と決ま る。

灘2025年1日目7番
答 え 5694
 図のように、平行四辺形ABCDがあり、点E,Fは辺BCを3等分し、点 G,H,Iは辺ADを4等分しています。3直線BD,EI,FG で囲まれた斜線部分の面積は平行四辺形ABCDの面積の倍です。
2025灘1日目8番



(解説)
ちょうちょ相似ID-EBより、1/4:1/3=3:4  、ちょうちょ相似GI-FEより、2/4:1 /3=3:2となる。
比合わせして、⑳:⑭より⑥:⑳=3:10
ちょうちょ相似GD-FB より、3/4:2/3=9:8となる。
同様にして比合わせして、17:3
三角形の面積比公式により、17/3×10/3=170 /9
平行四辺形に拡大して、170/9×3×7 /4×2=595/3倍
 

答 え  
     
          
  図のように、AFを直径とする半円の周(太線部分)を点 B,C,D,Eが5等分しています。また、直線ADと直線BEは点Gで交わっています。六角形ABCDEFの面積が60㎠の とき、斜線をつけた五角形CDEFGの面積は 
 ㎠ です。
2025灘1日目9番

(解説) 図のように斜線部を移動して、三角形OEF=60㎠÷5=12㎠、12×2=24㎠


答え 24 

  固定された1 辺の長さが6cmの正方形(斜線部分)があり、図のように1辺の長さが6cmの正方形ABCDが①の位置に置かれています。
正方形ABCDを頂点Dの周りに180°回転させ、②の位置に移動させます。さらに、正方形ABCDを1つの頂点の周りに 180°回転させ、
②の位置から③の位置に、の位置から④の位置に移動させま す。図の矢印は回転の方向を表しています。
この移動において辺CDが通過する部分の面積は、1辺の長さが6cmの正三角形の面積より
  ㎠ 大きいです。2025灘1日目10番





(解 説) 図のように面積を移動させると、差=大半円+中心角30°×2のおうぎ形となる。

6×6×π÷6+72×π÷2=131.88 ㎠







答え 131.88

       
     
       
       
      
       
      

  
図1の太線で表された立体は、図2の五角形を底面とする五角柱を1つの平面で2つに分 けたうちの1つです。この立体の体積は  ㎤ です。
2025灘1日目11番




(解説) 
右図のように中点Pと頂点Qを通り底面に垂直な面で立体を切断する。

台形の中点連結定 理より、(10+2)÷2=6cm、さらに(6+16)÷2=11cmが分かる。
切断面の上辺の傾きは底面上の3cmあたりで11ー6=5cm上がっている。
よって、手前の側面上で2cm+5cm=7cmの高さ、奥の側面上で10+5=15cmの高さ が分かる。長方形の底面を持つ左側の四角柱と二等辺三角形の底面を持つ断頭三角柱の体積の和と して、18㎠×(10+7)/2+9㎠×(16+7+15)/3=267㎤となる。









答え 267 





 
 2つの立体A,Bがあります。図1は立体Aの展開図、図2は立 体Bの展開図です。立体 A,Bの辺の長さはすべて10cmです。また、斜線をつけた四角形はすべ て正方形で、黒丸をつけた角の大きさはすべて60°です。このとき、立体Aの体積は立体Bの体積の   倍 です。

2025灘1日目12番 


(解説)
黒丸の
60°の角度が4つ集まってい るのが2か所あるので、正八面体をもとに削り出していくことを思い付く。

   図2の四角すい4つを正八面体の4つの頂点で切り取った形になっている。正八面体 の半分の正四角すいと比べると、相似比は1:2より体積比は1:8。
よって、立体A:立体B=(8×2
ー1×4):1=12:1 となる。



答え  12







2025年灘中学2日目解説

  3366m離れたA町とB町の間に地点Dがあります。
花子は何個かの荷物を持ってA町を出発しB町へ、太郎は荷物を持たずに B町を出発しA町へ向かって進みます。2人が同時に出発したところ、2人は地点Cで出会いました。そこで花子は持っていた荷物のちょうど半分の個数を太郎 に渡しました。太郎も花子も持っている荷物が1個減るごとに進む速さは分速1m速くなり、1個増えるごとに進む速さは分 速1m遅くなります。
地点Cで荷物を受け渡した後、花子と太郎はそれぞれB町へ向かって進みました。先に太郎がB町に到着し、荷物をすべて置 いて最初の速さでA町へ向かって進みました。その後2人は地点Dで再び出会いました。花子は残りの荷物をすべて太郎に渡 してA町へ引き返し、A町へ到着した後はそこにとどまりました。太郎はB町へ向かって進み、B町へ到着した後はそこでと どまりました。
下のグラフは、2人が同時に出発してからの時間と2人の間の距離を表したものです。なお、荷物を置く時間や受け渡しの時 間は考えないものとし、持っている荷物が一定の個数のときは進む速さも一定とします。
 
(1) はじめ、花子は
   個 の荷物を持ってA町を出発し、 太郎は分速  m でB町を出発しました。

(2) 
2025灘2日目1番

(解説)
(1) はじめの太郎の速さをT1、荷物を半分受け取った後の速さをT2、花子のはじめの速さをH1、荷物の半分を太郎 に渡した後の速さをH2、荷物のすべてを太郎に渡した後の速さをH3とする。
3366÷33=102m/分=T1+H1、1080÷(69ー33)=30m/分=T2ーH2、1080÷(79ー 69)=108m/分=T1+H2、これらより、108+30=138m/分=T1+T2、138ー102=36m /分=T2ーH1、 108ー102=6m/分=H2ーH1
よって花子ははじめ6個の荷物を太郎に渡し、はじめ6×2=12個の荷物を持っていた。

138m/ 分=T1+T2と、太郎は6m/分減速したので、T1ーT2=6m/分より、和差算で (138+6)÷2=72m/分が太郎のはじめの速さとなる。H1=102ー72=30m /分、 H2=30+6=36m/分、H3=36+6=42m/分もわかる。

答え 12、72 

(2) BD間の距離は、72m/分×10分=720m、720m÷(72ー6)m/分=21/11分から、79+21 /11=890/11分となり、

AD間の距離は、 (30m/分×33分+36m/分×46分)÷42m/分=63分より、33+46+63=142分と なる。

答え  、142


黒板にいくつかの整数が書かれているとき、次のような2つの整数を線で結ぶことにします。

「一方の整数のいずれか1つの位の数字を消すと他方の整数になる。」

ただし、最も大きな位の数字が0になるような消し方はしないものとします。また、3けたの整数の十の位を消すときはもとの整 数の百の位と一の位をつなげて2けたの整数とします。
たとえば、黒板に3、4、24、34,204、234が書かれているとき、3と34、4と24、4と34、24と204、 24と234、34と234を線で結ぶので、線の本数は6本です。

(1)  黒板に1から99までの90個の整数と123と455の、あわせて92個の整数が書かれているき、線の本数は全部 で 
  本です。

(2) 黒板に1から99までの99個の整数が書かれている とき、線の本数は全部で何本ですか。


(3) 黒板に10から999までの990個の整数が書かれ ているとき、線の本数は全部で何本ですか。




(解説)
(1) 123→(12、13、23)の3本と、 455→(45、55)の2本で合計5本となる。

答え 5本
(2) 消した後は1けたの整数にしかならない ので、1けたの整数で場合分けする。
1←(10~19、11〜91)、2←(20~29、12~92)・・・・・9←(90~99、19~99)
のようになるが、それぞれ11、22、99が2回ずつ登場するので、(10+9ー1)×9=162本となる。
答え 162

(3)  消した後は2けたの整数にしかな らないので、2けたの整数で場合分けする。
□←(Aパターン、Bパターン、 Cパターン)として書いてみると、
10←(100~190、110~910、100~109)・・・AとBで110が、AとCで100が2回登場する。
11←(101~191、111~911、110~119)・・・AとBで111が、AとCでも111が2回登場する。
12←(102~192、112~912、120~129)・・・
AとBで112 が、AとCで122が2回登場する。
異なった数字の2けたの整数も、同じ数字の2けたの整数も2回ずつ同じ整数が登場することにな るので、10から99の99個の2けたの整数に対して、(10+9+10ー2)×(99ー 9)=2430本となる。

答え 2430

 (1) 右の図の四角形ABCDは1辺の長さが3cmの正方形で AE,BF,CG,DHの長さはすべて1cmです。このとき、斜線をつけた部分の面積を求めなさい。


(2) 図1は1cm幅のます目を用いて3 個の平行四辺形をかいたものです。この図形を点Pのまわりに矢印の向きに90°回転させてもとの図形と重ねると、図2の ようになりました。もとの3個の平行四辺形と回転させた3個の平行四辺形が重なる部分全体(図2の斜線をつけた部分)の 面積を求めなさい。




(3) (2)の図1の図形を点Qのまわりに矢印の向きに 90°回転させてもとの図形と重ねたとき、もとの3個の平行 四辺形と回転させた3個の平行四辺形が重なる部分を(2)の図2にならって図示し、その全体の面積を求めなさい。



(解説)
 

(1) 三角形ATHの面積を①とすると、相似比2:1より、三角形AGD=
×3/2×3/2+

平行四辺形AECGの面積は3㎠なので、正方形の面積からひいて、9㎠ー
×2=3 ㎠ が成り立つ。
これより、
①=12/13㎠となり、斜線部分の面積の 和は、9㎠ー12/13㎠×4=69/13㎠ となる。


答え 

(2) 
赤線を引き、太線のピラミッド相似 の相似比1:3より、1の長さ、3の長さが分かる。
(1)より、
3+1=4の底辺→12/13㎠に対して、
3+3=6の底辺→12/13×(6\4)2=27/13㎠ よって、27/13ー12 /13=15/13㎠
斜線部の台形ととなりの正方形を台形と見て、底辺の和の比より、(3+3):(3+1+3+3)=6:10がわ かるので、69/13ー15/13×6/10×4ヶ所=33/13㎠




答 え 
(3)   (2)の斜線部+(3)の斜線部で、1×3+1×1.5÷2×2=4.5㎠ の斜め縞模様となる。
よってこれから(2)の面積を引けばよい。4.5ー33/13=51/26㎠













答え 上図、



答え
    
     
          
  下の図のように、1辺の長さが6cmの立方体ABCD- EFGHがあります。点I,J,Kはそれぞれ辺CD,AE,FG上にあり、DI,AJ,GKの長さはそれぞれ 1cm,2cm,2cmです。3点I,J,Kを通る平面でこの立方体を切ります。

(1) 切り分けた2つの立方体のうち点Hを含む方の体積を求めなさい。



答え

(2)   切り口の面積は三角形IJKの面積の何倍ですか。







(解説)  

(1) 下図のように、点Iを通り面BFGCに平行な平面で切断し、直線JKとの交点 Pの位置が決まる。これより点I,J,Kを通る切断面の傾きが決まり、平行線をたどっ ていくことにより切断面が書ける。
下図右のように、2つのピラミッド相似よりJQ=PQ=2/3cm、AQ=(2+2 /3)cm×9/8=3cm すなわち、切断面の傾き(A)I:(A)Q=6cm:3cm=2:1となることが分かる。
2025灘2日目4番


 右 図のように、全体から3つの三角すいを引けばよいので、

14×7÷2×7÷3ー(2×1÷2×1÷3+4×4÷2×8÷3+2×1÷2×1÷3
)=277/3㎤

答え 


(2) 



 上図より、面積比公式で、3/7×1/7=3/49、4/7×6/7=24/49、6/7×1/7=6 /49
㊾ー③ー㉔ー⑥=⑯・・・三角形IJK
②+⑧+⑤+⑯=㉛・・・六角形の切り口
よって、㉛÷⑯=31/16

答え  


        
  こ の問題では○には、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9のいずれかの数が入ります。図1のように、上の段のaと bに数が入っているとき、次の規則にしたがって下の段のcに数を入れることを[操作]と呼ぶことにします。


一番上の段の各◯の中に0から9までのいずれかの数を入れ、[操作]を繰り返すことでそれより下の段の◯の中に数を入れていきます。たとえば、図2の状態 で[操作]を繰り返すと図3のようになります。







(1) 右の図の状態から[操作]を繰り返したとき、下の段の4つの◯の中には順に1、9、2、7が入りました。このよ うなア、イ、ウ、エの数の組は2つあります。そのうちの1つを答えなさい。

ア 
 □  □  □ 

(2) 右の図の状態から[操作]を繰り返したとき、一番したの4つの○の中には左から順に2,0,2,5が入りまし た。このようなオ、カ、キ、ク、ケ、コの数の組みは1つだけです。その組を答えなさい。



オ  □  □  □ ケ  □  

(3) 右の図の状態から[操作]を繰り返します。0から9までの数からなる4つの数A,B,C,Dの組は全部で 1000個ありますが、そのうち、サ、シ、ス、セ、ソに数をどのように入れても得られないものの個数を求めなさい。




(解説)
 (1) 
答え ア 7、イ 2、ウ 0、エ 7

(2) 和が0のときは1段上の2数は、0+0しかない。下の段から逆もどしして、2段目の20022が決まり、さらに 1段目の200021が決まる。
答え オ 2、カ 0、キ 0、ク 0、ケ 2、コ 1

(3) 和が0のときのときは1通りしかないので、(A,B,C,D)のいろいろな場所に0を入れて考える。
  I. (0,□,
□,0)のとき、□=□ 以外 はできないので、9×9ー9=72通り。
 II.
(0,0,□,0)のとき、□=1~9の9通りあるが、左右対称の場合があるので、9×2=18通 り。
Ⅲ.
(0,,0,) のとき、9×9=81通りある が、左右対称の場合があるの で、81×2=162通り。
以上から、 72+18+162=252通 りある。

答え 252