24年度灘1日目 解説
[1] 70+2/3−(24+3 /4)=45+11/12 45+11/12−25=20+11/12 分子は11。
答え 11
[2] Aが4周してBに追いついたとき、B は3周しているので、速さの比 はA:B=4:3 となる。よって、A、 Bが向かい合って進む速さは、4+3=7で あり、この速さで池を1周するのに6分かかっている。池1周のみちのり一定で、速さと時間は逆比になるので、Aが1周す るに は、6 分÷4×7=10.5分かかる。
答 え 10.5分
[3] 点数の組み合わせとその差は、10点 −2点=8点差、8点−3 点=5点差、5点−1点=4点差、0点ー0点=0点差のいずれかである。A、 Bの得点差が4点となるのは、 (Aの得点、Bの得点)=(5,1) (0,0) のとき( このときBは1+0=1点)、(10,2) (1,5)のとき(このときBは2+5=7点)である。
答え @1点、A7点
[4]
1辺1の正三角形・・・5×5=25個(5段の三角数)
1辺2の正立正三角形・・・10個
1辺2の倒立正三角形・・・3個
1辺3の正三角形・・・6個
1辺4の正三角形・・・3個
1辺5の正三角形・・・1個 以上合計48個となる。
答 え 48個
[5] ABABAにおいて、 (A,B)= (1,0) (1.3) (1,6) (1,9)からBは0,3,6,9の繰り返しで、(9,0) (9,3) (9,6) (9,9)まであるが、このうち、(3,3) (6,6) (9,9)は同じ数字なのでのぞいて、4通り×9−3=33通り・・・@
このうち、下2けたが4の倍数のとき、ABABAは12の倍数になるので、下2けた BA=32,92,04,64,36,96,08,68の8通りとなる。
答え @33通り、A8通り
[6] 左端から順に並べると、数字は、1、3、5、17,257、・・・となるが、それぞれから1をひくと0、2、4、 16,256、・・・となること から2の累乗が規則的に並ぶことがわかる。
2を2回かける→左から3枚目
2を4回かける→4枚目
2を8回かける→5枚目
2を16回かける→6枚目
2を32回かける→7枚目
2を64回かける→8枚目
2を128回かける→9枚目
2を256回かける→10枚目
すなわち、256回まで2で割り切ることができる。
答え 256回
[7] 左端から1列目、2列目のそれぞれの積から、 14×6×20×D=5×4×21×E より4×D=E 同様にして、2列目、 3列目より15E=4Fとなる。また、上端から1行目、2行目のそれぞれの積から、10A=3B 2行目、3行目より、B=5C がわかる。これらより、(D,E,F,A,B,C,G)=(1,4,15,3,10,2,28)または(2,8,30,6,20,4,7)が決まる。
答え @ 7、A 28
[8]
相似比1:2:3より、面積比は、1:4:9となるので、図のように各部分の面積をおく。
@+A×(5−1)+@=I ところで@=1㎠×1/9=1/9㎠なので、I=10/9㎠
また、10㎠÷1/9㎠=90 より、正三角形の枚数を逆算すると、(90−2)÷2+1=45枚である。
答え @ 10/9㎠、A 45枚
[9]
上図の青いピラミッドの相似比は、4cm:(4−3)cm=4:1 である。これより3cm×1/4=3/4cmがわかる。よっ て緑 の三角形の相似比は、3cm:(4cm+3/4cm)=12:19となり、AB=2cm×19/12=19/6cmである。
答え 19/6cm
[10]
@ 図の青い線の図形にメネラウスの定理を使って、AF/FH×1/2×5/4=1したがって、AF/FH=8/5 よって、1/2×8/13=4/13倍となる。
答え @ 4/13倍A 図の赤い線の図形にメネラウスの定理を使って、AG/GH×1/2×2/7=1 したがって、AG/GH=7/1 すなわちAH上で図のような比を合成すればよい。8と13→104にそろえて、FG/AH=(40−13) /104=27/104
AH=8cmなので、8cm×27/104=27/13cm答え A 27/13cm
[11]
@ 右図のように、MはM1を始点として、直径2cmの円をえがくので、2×3.14=6.28cm
答え @ 6.28cm
A 図2のように緑の円がQの位置によって横に移動するので半円2個と正方形部分の面積の和を求める。1×1×3.14+2×2=7.14㎠
答 え A 7.14㎠
[12] 上から見た図 のマス目に個数を書込んでゆく。個数 が最大のときは、図1のように左、前から見た数字のうち小さい方の数をマス目に入れる。個数が最小の場合は少なくとも1個は見えているこ とに注意して1に書きかえてゆく。
答え @ 27個 A 53個
[13] 斜 線部の三角形 を底面とする青い断頭三角柱が正八面 体の上部にできる。この底面積を□とすると、左の正八面体は□×(10+10+0)÷3=□×20/3 これの2個分で□×40/3の体 積となる。一方、右の立体は□×20/3+□×(10+10+10)÷3=□×50/3 したがって、50÷40=5/4倍である。
答え 5/4倍
24年度灘2日目 解説
[1] (1) 食塩水の重さ・・・A=1、 B=0.08 食塩の重さ・・・A=1、B=0.2 なので、0.2÷0.08=2.5倍
答え 2.5倍
(2)
上図よりA=0.5% @=0.25% となる。 2.5a−a=1.5a=0.25× ㉗=6.75 すなわち1.5a=6.75なの で、a=4.5%となる。このとき食塩水Bの濃度2.5a=2.5×4.5=11.25%である。
答え 11.25%
[2]
(1)
3 辺はそれぞれ直角をはさんで、 1:2、1:3、 2:3の直角三角形の斜辺となる。
(2) 三角すいKの体積は、AMNを底面として、(1×2÷2)×3×1/3=1㎤ であり、三角形EMNの面積は(1)の三角形 をすっぽり長方形で囲んで、まわりの直角三角形3つの面積をひけばよいので、9−(2+3+6)÷2=3.5㎠となる。体積から 高さ を逆算して、1×3÷3.5=6/7cm
答え 6/7cm
(3) 青い三角形を →のように移動すると、ピラミッドのとな り合った辺の比が、2:1=(2+3+1):3 となることから、緑の三角形は直角二等辺三角形であることが わかる。
よって、x+y=180−45=135° である。
答え 135°
[3]
(1) 注水用Aを@/本、排水用Bを1/本の速さとする と、満水時の半分以下の場合は、毎時Aで注水し毎時3×3/4 で同 時に排水したときの所要時間と、毎時Gで注水し毎時6×3/4 で同時に排水したときの所要時間が等しくなるので、3×3 /4−A=6×3/4−G の関係が成り立つ。よって、E=3×3/4 となり、6×3/4=K となる。すなわち、満水時 の半 分になる前は、G−A=E/時で水が減り、その後はE−A=C/時で水が減ることになる。E:C=3:2の逆比2:3が所要 時間の比である。満水時の半分になってから空になるまでの時間は、120分÷(2+3)×3=72分となる。
答 え 72分
(2) はじめ、O−G=G/時で、その後C/時で減 るので、速さの比は2:1。よって所要時間の比は1:2となり、72分÷2×3=108分で空になる。
答え 108分
[4]
(1)
@ たて方向5個、横方向3個の正方形を切るが、切り始めの正方形は同じものが2回切られることになるので、1をひく必要がある。5+3−1=7個答え 7個
A 同様にして、81+64−1=144個
答え 144個