切り上げと四捨五入の難問
                    

ある4けたの整数をAとし、Aを切り上げによって上から2けたの 概数にしたものをB、Aを四捨五入によって上から2けたの概数にしたものをCとする。
AとBの差と,AとCの差を比べると、前者の方が後者よりも28だけ大きく、Bが5けたの整数とするとき、Aを求めなさ い




   
 
解 答
4けたの整数を切り上げて5けたの整数にするのだから、Bは10000しかない。
このような4けたの整数Aは、9901以上9999以下となる。
また四捨五入によって上から2けたの概数にしたCは、その範囲の数では、9900となる。

AはCとBの間にある整数なので、AC+AB=10000ー9900=100
AB=AC+28とあるので、この式に当てはめると、AC+(AC+28)=100。すなわちAC=(100ー 28)÷2=36  A=9900+36=9936


答え  9936 


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