ベン図
難問26図のように、1から順に整数が書かれた方眼紙があります。この方眼の目 の上を、 1,2,・・・9,18,17,16・・・10,19,20,21・・・27,36,35・・・の順に、金、銀、赤の三色の米を 一粒ずつ、次の規則で置いていきます。
*金の米粒は1に置いた後4つ目ごと。 (1,5,9,15・・・)
*銀の米粒は1に置いた後5つ目ごと。 (1,6,17,12・・・)
*赤の米粒は1に置いた後6つ目ごと。 (1,7,15,19・・・)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
175と書かれたます目まで置いていった時、米粒を1つも置かなかった ます目はいくつありま すか。(1999年 同志社)
解説
1ます目の次に金、銀、赤の米粒がすべて置かれるのは61ます目。 よって60ますで1周期 と考える。
60÷4=15個 60÷5=12個 60÷6=10個 60÷12=5個 60÷20=3個 60÷30=2個
60÷60=1個 重なりを取り除くと 15+12+10ー5ー 3ー2+1=28個
180ます目までは3周期あるので、180ー28×3=96個は米粒が 置かれていない。
ところで、最終行は 172 173 174 175 176 177 178 179 180 で、左方向へ進むので、177ます目の「175」で終わりになる。 また、178ます 目から180ます目の「174」「173」「172」は米粒が置 かれないので
96ー3=93個が答えとなる。 答え 93個
考察
重なりを除くに は、ベン図を書けばよ い。三回重なる中心部分は、5と3と2をひくと1回引きすぎになるので逆に1をたす必要がある。