解答  

(1) 上りの速さは、0.6m×80=48m/分 下りの速さ は、0.8m×90=72m/ 分。よって、1mの道のりを上るのと下るのとでは、1/48ー1/72(分)の差が出る。これが積み重なって、62分ー56 分=6分の差がついたと考えら れる。

すなわち、上り下りの道のりの差の公式により、6分÷ (1/48-1/72)=864m

(2) 上りと下りの時間の比は距離一定ならば、3:2だから、 864m÷72m/分=12分 をひいて考えるとよい。4920歩ー12分×90歩=3840歩 を 56分ー12分=44分 で歩いた。

3つのつるかめ算だから、比3:2を使って、1つにまとめると、 (80×3+90×2)÷(3 +2)=84歩/分と考える。

これで、84歩と100歩、合計44分の普通のつるかめ算にな り、(100×44ー3840) ÷(100ー84)=35分 が上り、下りの合計時間となる。よって、35÷(3+2)×3=21分 で上るので  0.6m×80歩×21分=1008m

考察 

参考までに、BとCの間の距離は、44分ー35分=9分 で進む ので、9×0.7×100=630m  です。

それでは、DからAまでは何歩で歩いたでしょうか。

864m分は 864÷48=18分 で上るので、18×80ー 12×90+4920=5280 歩 です。

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